歯のホワイトニング、どうすればいいの?教えて!

仙台市泉区の歯医者 明石台歯科医院 ホワイトニング

「歯のホワイトニングを一度したいのですが、どうしたら良いか分かりません?教えてください!」

また、「ホワイトニングは歯に悪いんじゃないの?」と思っている人もいると思います。いえいえ全然そんなことはありません。むしろ歯を強くする作用があるのです。

さて、今回はそのようなホワイトニングにまつわる様々な疑問につきまして、詳しく解説していきたいと思います。やりたいなと考えている人に少しでもその不安が解消し、一歩踏み出せるようになればと思います。

ホワイトニングをする前に

当院では、ホワイトニングを希望される患者さんに、ホワイトニングの内容についてご説明し、その上でホワイトニングのカウンセリングを希望される場合には、カウンセリングを行います。カウンセリングでは、ホワイトニングをいつまでに白くしたいとか、どれくらい白くしたいとか、どういう状況で白くしたいとか、ご希望をお聞きします。続いてお口の診査及び検査を行い、ホワイトニングが適用するか診断します。適用となれば、当院で行っているどのホワイトニングで行うと良いか、ご提案いたします。

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があります。さらにホワイトニングの効果を持続するために、2種類を一緒に行うデュアルホワイトニングがあります(詳しくは当院ホームページ内の「ホワイトニング」のページをご参照ください)。

どのホワイトニングで行うか決まれば、次にホワイトニングを行うための準備をいたします。

まずは、虫歯がないかどうかチェックします。虫歯がある場合は先に虫歯治療を行います。また歯周病の検査を行い、歯垢や歯石が歯の表面に付いている場合にはそのような付着物を除去し歯のクリーニングと一緒にブラッシング指導も行います。歯ぐきが腫れて歯周病に罹患している場合には、まず歯周病の治療を行い、改善するのを待ってからになります。最終的に虫歯がない、歯周病もない状態で、いよいよホワイトニングを行うこととなります。

ホワイトニングをしている時は

ホワイトニングをしている際には注意する事項が何個かあります。

ホワイトニングをすると歯の表面が疎な状態になり、食べ物や飲み物の色素がつきやすくなります。そのためホワイトニングした直後は、最低3~4時間は色素のある食べ物や飲み物を摂取しないよう注意が必要です。
また、色素のある物を摂取した後は、可能な限り歯磨きをして色素が沈着しないように注意していただきます。その際ホワイトニング専用の歯磨き粉がありますので、それを使用すると色素がつきにくく、白さを保つことができます。

また、ホワイトニング後に歯がしみるなどの知覚過敏症状が起きることがあります。
症状は一過性ですが、ホワイトニング継続中は症状が続くことがあります。そのためそれを軽減するために、他の薬剤を歯の表面にコーティングすることも同時に行うことをお勧めいたします。

例えば、ホームホワイトニングをした際は、使用したマウストレイの中にそのような薬剤を入れて、夜就寝前にそれをはめてそのままお休みいただきます。そうしますと寝ている間に薬剤が歯の表面に取り込まれて、歯のエナメル質を強化してくれることで、知覚過敏を抑えることになります。
オフィスホワイトニングではそのようなマウストレイがありませんので、歯ブラシに薬剤をつけて歯の表面に塗り、そのままうがいせずに薬剤を歯の表面にとどめておくことで知覚過敏をやわらげます。

ホワイトニングをした後で

ホワイトニングを行ったままでは、いずれまた色素が付着して歯の表面が黄色くなったり後戻りすることが多いです。そのため歯の白さを長く保ちたいなら、定期的にメンテナンスに通っていただき、歯のクリーニングを受けるのが良いです。
また、メンテナンスの適切な時期に、再度ホワイトニングを行うこともあります。
一度白くなっていますので、再度のホワイトニングでは、短い時間行うことでも白さを戻すことが可能です。
ホームホワイトニングでは引き続きジェルのみ追加購入していただき、引き続き使用することで後戻りを防ぎます。

ホワイトニングQ&A

Q:誰でも歯が白くなるのですか?

A:白くなる程度はその人の歯の状態で全く違います。ある芸能人のように白くしたいと思って も、歯の状態が違いますし、使用している薬剤も違えばその効果に差が出ますので、一概にこれだけ白くなりますとは断定できません。また、ホワイトニングができない人もいます。そこで、事前のカウンセリングが必要となります。

Q:ホワイトニングは歯を溶かしそうで歯に悪くないですか?

A:ご安心ください。国内メーカーの物は、海外に比べると低濃度です。さらにホワイトイングの薬剤は殺菌剤のオキシドールの仲間です。むし歯菌や歯周病菌を減らす効果があるうえ、最近ではホワイトニング直後の歯の方が歯の再石灰化が進み、歯の質を強くする効果があることも明らかになっています。

Q:ドラグストアなどで歯を白くする歯磨剤や簡単にできるホワイトニング剤が売ってますが、大丈夫ですか?

A:自己流のホワイトニングには注意が必要です。歯磨剤の中には歯を削る研磨剤が多く入っているものがあり。それを使って一所懸命歯磨きすると歯が削れる危険があります。また、むし歯があるのに気づかず薬剤を使うと、ひどい痛みを感じる恐れがあります。歯科医院では問診と診察、各検査の上、十分な説明をした後で、患者さんのお口の状態に合った安全で適切なホワイトニングをご提供しております。

Q:詰め物をしていますが、大丈夫ですか?

A:詰め物や被せ物はホワイトニングできません。自分の歯だけにしか適用になりません。従いまして、ホワイトニングした後で、詰め物の色が気になる時は、色を合わせるために詰め物や被せ物をやり直す必要があります。

その他のQ&Aにつきましては、ホームページの「よくある質問」コーナーのホワイトニングQ&Aのページもご参考にしてください。

まとめ

歯のホワイトニングは、歯を全く白く変えてしまうのではありません。もともとの天然の歯の白さに戻してあげる治療となります。従いまして、ホワイトニング後も色素等の沈着を定期的にクリーニングしつつ、場合により再度ホワイトニングを行ったりして、白さを保つこととなります。
事前にホワイトニングの効果につきまして先生と話し合い、ご理解、ご納得していただいた上で治療を進めることとなります。
ホワイトニングに興味がある方は是非この機会に一度ご相談ください。
お待ちしております。

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